川端文学 詩歌の世界
鈴木桐華 書
1985年3月1日〜5日
銀座松屋 七階美術画廊 
書展案内状
作品集
作品集パンフレット(表)
作品集パンフレット(内側)
作品集パンフレット(裏)
〜 作品集内容 〜
序文
鈴木桐華 書「川端文学詩歌の世界」完成を祝う 
鈴木桐華 書「川端文学詩歌の世界」頌
有光 次郎
川端文学研究会会長
文芸評論家
長谷川 泉
「川端文学詩歌の世界」出版に寄せて
書  家
松井 如流
作品
カラー12点 モノクロ69点
装丁
和紙仕上げ 秩入り 三つ折 バラ仕上げ B4変 タテ30.3cm×32.0センチ
※ 500部限定
日本芸術院長
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〜 会場風景 〜
〜 作品選 〜
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(c)shinichi kyousen suzuki2003 / 無断転載お断りします


赤き牛を追ひて農夫は帰るらむ
河内の山に夕日輝く
病み上りふと指を切れど紅々と
こころよき血の出で来らざり
山おぼろ老鶯一聲淺みどり
暖かき光に生命よみがえり
わか芽の柳高ュ春雨む
秋の野に鈴鳴羅し行く人見えず
生と死を思ひ明したる朝なり
黒き土ふみてくるはしく走る
順禮の銀鈴の聲にしみじみと
心淋しき初秋の夕
教師のボールドに書ける數字の
裸體のダンスと見えし目の疲れ
しみじみと泣いてみたやな朧夜に
京の舞妓の柔らかき膝に
春近し京の遊女の紅はえて
美しき女僧鐘つく朧月
白き道山に續くや春の風
みどりすべてみどりのままに去年今年
今宵われ妻をめとりぬ
抱けばをみなのやはらかきことよ
わがははもをみななりしよと
涙溢れて新妻言うひぬ
よき母になり給へよ
よき母になり給へよ
われわが母を知らざれば

     掌の小説「母」より
ポスター
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